パンを得るために人間としての操を失うよりは、飢えて死んだ方がましである。(ソロー)
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳
ヘンリー・ソローは19世紀アメリカの超絶主義の思想家です。
この本にも度々でてきますね。
彼は約2年にわたって自給自足の生活をしたり、メキシコ戦争に加担しないため良心的納税拒否をして投獄されたことがあるそうで、トルストイをはじめとして多方面に影響を与えた人物のようです。
今日の内容としては、全体的に勤労の徳を説いているので聖書的な額に汗してパンを得よという考えの強化になると思います。
ただ、人間としての道徳や良心を守るために飢え死ぬというのはいかがなものかとも思いますね。
もし労働もできず慈悲も受けられない人が信仰を守るために飢え死にすることが美談になったら嫌な感じがしますね。
一時は盗みをしても身を持ち直してそれ以上の徳を残したという方が美談になる気がします。
殺しはダメと思いますがね。程度問題でしょうね。
コメント