文学 『文読む月日』-1月31日 この記事について一部の人々が、ほかの人々の批判を許さず、お前たちはただ黙って信じさえすればいい、といった態度で宗教上の掟をでっちあげること――世の中にこれほど傲慢不遜な行為があろうか!そんな掟が人々にとってなんになろう?『文読む月日』ちくま... 2025.01.31 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月30日 この記事についてもしも土地に対する権利を持たない人人間が一人でもいるならば、私や、あなたや、それにまた、すべての人々の土地に対する権利も、合法的でないことになる。(エスマン)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳土地... 2025.01.30 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月29日 この記事について人間の価値は、その所有する真理によって計られず、その真理を獲得するためにその人が注いだ心血の度合いによって計られる。(レッシング)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳レッシングは18世紀ドイツの啓蒙... 2025.01.29 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月28日 この記事についてこの世の短い期間を、永遠の掟に従って生きなければならない。(ソロー)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳限りある命=物質の生活と、永遠の掟=神の愛という対比が見て取れます。ソローの『ウォールデン 森... 2025.01.28 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月27日 この記事について賢者はそれが自分にとって有利だから愛するのではなく、愛そのもののなかに幸福を見出すから愛するのである。(パスカル)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳パスカルの箴言です。おそらく『パンセ』からのもの... 2025.01.27 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月26日 この記事について世の財宝をもちて兄弟の窮乏を見、かえって憐憫の心を閉ずる者は、いかで神の愛その内にあらんや。子らよ、われら言と舌とをもて相愛することなく、行為と真実をもてすべし。(「ヨハネ第一公書」第三章一七~一八節)『文読む月日』ちくま文... 2025.01.26 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月25日 この記事について無益な知識をうんと蓄め込むよりも、少しでもいいから人生の掟を学ぶほうが大事である。人生の掟は汝を悪より防ぎ、善へと導くであろう。その反対に無益な知識は、いたずらに汝を傲慢の罪に誘い、真に汝に必要な人生の掟を明らかに悟ることを... 2025.01.25 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月24日 この記事について大事なのはわれわれが占めている場所ではなくて、われわれが進んでいる方向である。(ホルムス)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳現状の結果にばかり気を付けるのではなく、常に何をしているかを顧みながら生... 2025.01.24 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月23日 この記事についていかなる場合にも、人々に対する自分の憤怒を正しいと考えてはならぬし、いかなる人も人でなしとか、役立たずとか言ったり考えたりしてはならない。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳他人に対する怒りについて... 2025.01.23 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-1月22日 この記事について一人一人の肉体のなかには、みんな同じ神的本源が宿っている。それゆえ一人の人間だろうと人間の集団であろうと、その神的本源と肉体との結合体を、すなわち人命を破壊する権利はないのである。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ ... 2025.01.22 文学文読む月日