迷妄だけが人為的な支持を必要とする。真理は自在自立するものである。
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳
迷妄や真理に関する話は個人的に好きです。
嘘つきほど大声で説得しなければいけない、みたいな説話も多くあると思います。
嘘は続くように努力を必要とするが、真理は攻撃されようが勝手に存在し続けるものだという考えのようです。
ただ、人間にあっては欲求があって常に矛盾対立した状態に身を置いてしまうので迷妄に陥りやすいので正しい生き方をしようと努力すべきですよ、という内容も書いてありました。
コメント