『文読む月日』-8月3日

文学
君は悪の原因を探しているが、それはただ君のなかにあるだけである。(ルソー)
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳

ありがちな自責思考をしようという自己啓発っぽい内容ですが、文末にルソーとついていると人間批判に感じてきます。
内にある利己心や妬みや羨望により優劣をつけることが人間社会の格差を生んでいる・・・とか。

キリスト教聖書の中にも「悪の根は人間の心の中にある」(マルコの福音書7:21–23)という話があったり、トルストイも「悪は制度ではなく、人間自身の欲望のなかにある」とよく書いています。トルストイはルソーにも強い影響を受けていますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました