『文読む月日』-8月2日

文学
精神的生活を送るものには、死は存在しない。
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳

死については考え方を変えることで恐怖や後ろ向きな気持ちを克服するような考え方が多いですね。
肉体や現世利益をかなぐり捨てて大事なのは精神的な成熟のみだというのは、どこか肉体的な不老不死への憧れの裏返しのような感じもします。
少なくとも肉体的な死の方が人間としては根源的ですから、死といったら肉体的なものと捉える方が一般的だと思います。
精神生活の中には死というものが無い、というのは精神(理性や魂や霊とも表現されます)が肉体に依拠しないものだという思想からのものです。
そういう行き違いは一般的な感覚の言葉と同じ語彙を宗教的意味合いで使う場合に多い気がします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました