もし諸君が意識的に万人に対して優しくなかったら、しばしば無意識的に多くの人々に対して残酷であるだろう。(ジョン・ラスキン)
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳
理性は意識的に使わなければ駆使できませんし、善も意識的に実践しなければ発揮できませんね。
その裏返しとして、無意識である限りは周りの人に対して善い行いをする機会を逃していますし、時には助けられた人を見過ごしたことで残酷な目に合わせる原因となっているかもしれないということだと思います。
そこまで積極的に行動しろと言われるのは上司に詰められているみたいでいやですね。
自分にどこまで厳しくするのがいいのか、という程度問題ですがそれを求めるのも押し付けのようで善いとも思えません。やれる人は立派であることには違いないのですが。
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