『文読む月日』-7月26日

文学
汝の信仰よりすべての肉体的なもの、目に見えるもの、手に触れるものを棄て去ることを恐れるな。汝の信仰の精神的核心を浄めれば浄めるほど、それは汝にとって確固不動のものとなるであろう。
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳

肉体的な物とはこの世の物質的な事の意味ですから、財産、健康、肉体でさえ棄て去ることに対して恐れてはいけないということです。
心の中だけは不可侵のものという前提があります。心の中というのは精神とか霊とか言っている物ですね。
ただ、現代においては心も肉体の一部ですから、当然損なうことがあります。
精神論だけではどうにもならないことがあるということが分かってきているわけですね。

となると、やはり肉体的な物ももうちょっと尊重してあげる必要があるわけです。
何事も極端はダメですね。一神教以外は割と中庸な思想をもっている印象があります。
理屈で武装しなくてもうまくやっていける現実的なところがあるのかもしれませんね。

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