神の掟を遵奉する者のみが、神そのものをも認識する。そしてまた、神の掟をより正しく遵奉すればするほど、その人はよりよく、より明瞭に神を認識するのだ。
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳
その人の心意気次第です。と言うだけでは乱暴すぎて考えようとも思いませんよね。
神の掟というと難しそうに感じますが、良心に従うとか自分より他人を大事にするとかいう言葉に置き換えればまだ身近に感じます。
そうするとそういう行いが貴く感じたり大事に思えるということが言いたいことだと思います。
神の掟を遵奉する者だけが神を感じられると言うよりは理解を得られるのではないでしょうか。
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