思想は自由なように見えるけれども、人間のなかには、思想を支配することのできる、思想より強い何かがある。
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳
現代から言うと、『ファスト・アンド・スロー』で言われたように判断は感情で行われることが分かっていますが、言いたいこととしては良心や愛や信仰のことなのかなと思います。
それ以外にも、育ってきた環境や受けてきた教育(常識・偏見)も大きそうですね。
『文読む月日』では教育についても言及されています。
それもやはり良心や愛を見つめ、それに自分で気づけるように導くというのが主題ですから、言いたいことは信仰のことなのかなと思います。
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