この世の短い期間を、永遠の掟に従って生きなければならない。(ソロー)
『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳
限りある命=物質の生活と、永遠の掟=神の愛という対比が見て取れます。
ソローの『ウォールデン 森の生活』では、物質の生活や社会的慣習から離れてシンプルで自然と調和した生活を追求した経験を本にしています。
超絶主義(1/15でも触れています)の実践をした人ですね。
これが永遠の掟に従った生き方で、本人はそれを全うしようとしたようです。
具体的には、普遍的な正しさ、自然との調和、心内の良心に従うことが示されていると思います。
それを超絶主義者のソローのように実践していくことが必要だ、と考えたようです。
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