文学

『文読む月日』-12月17日

この記事についてわれわれの存在とほかのすべての存在との合一の意識は、われわれのなかに愛となって現れる。愛とは己の生命の拡大である。愛すれば愛するほどわれわれの生は広大で、充実した、喜ばしいものとなる。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルスト...
文学

『文読む月日』-12月16日

この記事について人々の行為を善行と悪行に分ける疑う余地のない目印がある。その行為が人々の愛と合一を増大するならば、それは善行であり、不和と分裂をもたらすならば、悪行である。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳人間の...
未分類

QRL(The Quantum Resistant Ledger)ってなんだ

先日量子コンピューティングの進歩の記事を書いたとき、QRL(The Quantum Resistant Ledger)という種類の暗号通貨が出てきているということを知りました。書いたときはそんなのあるんだ。と素朴に思っただけなのですが、日本...
文学

『文読む月日』-12月15日

この記事について迷妄だけが人為的な支持を必要とする。真理は自在自立するものである。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳迷妄や真理に関する話は個人的に好きです。嘘つきほど大声で説得しなければいけない、みたいな説話も多...
文学

『文読む月日』-12月14日

この記事について人間の霊は――神の灯明である(『タルムード』)霊の本質は非常に深淵で、われわれがどんなに知ろうと思っても、絶対にそれを定義づけることはできない。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳霊についてのことで...
文学

『文読む月日』-12月13日

この記事について本質的には、神を敬う方法はただ一つしかない――すなわち、己の義務の遵奉と、理性の諸法則にかなう行為がそれである。(リフテンベルグ)自分の言葉も他人の言葉も、とにかく言葉を信用しないで、自分の行為や他人の行為のほうを信用するが...
文学

『文読む月日』-12月12日

この記事についていかなるものにも抵抗できるけれど、善良さに対しては抵抗できない(ルソー)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳キリスト教的な思想の日でした。どんな悪行でも善意を挫くことはできない、善最強ということです...
気になること

量子コンピュータが暗号資産をハックできるようになったら?

このニュースを見てふと気になった。ビットコインなどの所謂暗号資産はブロックチェーンにその信頼性を委ねているわけですが、その理屈としては計算量の多さが物をいう世界のようです。簡単に言うと、取引に対して正しいかどうかを担保するのが計算量の多さな...
文学

『文読む月日』-12月11日

この記事について真にすぐれた食物は、汝ら自らあるいは汝らの子供らの労働によって得られた食物である(マホメット)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳今日は人間すべて農耕せよという内容でした。食料自給率の低さが取り沙汰...
雑記

反出生主義に対する私見

一時期よく見かけた、誰も生まれなければ不幸はないので子供をつくらないべきだ、という主張について私見を述べていきたいと思います。インターネットの片隅の一ページですので好きに書いていきます。1. 反出生主義とは大きく分けると、個人に対する不幸が...