『文読む月日』-5月23日

文学

自然はわずかしか求めないが、人間の心が欲望を逞しゅうする。

『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳

この考えも古今東西言われてきた欲望に対する考え方ですね。
自然が求める、という言い方がストア哲学っぽい感じがします。

欲求といえば、現代ではマズローの欲求段階説が有名ですが、これも科学的な実証はされていないそうですね。
ともあれ、マズローの提唱する5段階の欲求を満たすと人はストア哲学が目指すような人になると考えたようですね。
実際にどんな研究があったのかは知らないのですが、どのくらい宗教色が強かったのか気になります。

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