『文読む月日』-2月25日

文学

祈るということは――永遠にして無窮なる存在者たる神の掟を認め、それを想起し、その掟に自分の過去および未来の行為を当てはめて考えることである。できるだけ頻繁に祈るがよい。

『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳

祈りを自己反省、特に絶対者である神と比較して(神の掟に照らして)自分の行為を顧みることを言っているとようです。
謙虚についてと同じように、神の絶対性が前提にあるので、祈りや反省についても絶対者が対話相手になるわけですね。

そしてそこから謙虚さをはじめ、信仰心や良心に向き合うことができるようになると。
人間は不完全ですから必ず反省すべきことがおきるわけですね。謙虚になればありがたいですが、理不尽といえば理不尽ですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました