文学 『文読む月日』-2月18日 この記事についてもし物事が我欲を離れ、我意を離れてなされるならば、何もかも容易に、何もかもうまく行なわれるであろう。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳たしかに私も思春期から若いころは大変でしたね。共感し同情します... 2025.02.18 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月17日 この記事についてある人々が、必ずはある人々より強くて利口であるから、平等なんて所詮不可能だ、とよく人々は言う。しかしながら、ある人々がほかの人々より強くて利口だからこそ、それこそ人々の権利の平等ということがことさら必要なのだ、とリッテンベル... 2025.02.17 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月16日 この記事についてわれわれは、建物や山や天体の巨大さに驚嘆し、あれは何百万フィートあるだろうとか、何百万ブードあるだろうとか言って騒ぐ。しかしながら、いかにも巨大に見えるそれらのものも、それを認識する者と比べれば無に等しい。まさに老子の言うご... 2025.02.16 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月15日 この記事について真実の言葉はいつも飾られることなく、かつ簡潔である。(マルセリン)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳真理はシンプルで誰にでも分かり、多くの言葉を必要としないという考えはトルストイの作品でも、老子で... 2025.02.15 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月14日 この記事についてわれわれ一人一人の内部に神が宿っている。そのことを思い出すことほど、われわれを悪から遠ざけ、善行を援助してくれるものはない。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳古今東西の宗教でも、大なる全体の一部が... 2025.02.14 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月13日 この記事について人は善き生活に依ってのみ神に嘉せられる。それゆえ、正しく清らかで、善良で謙抑な生活以外の何かで神を喜ばせようと考えることは、すべて欺瞞であり、神に対する偽奉仕である。(カントによる)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ... 2025.02.13 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月12日 この記事についてわれわれ一人一人を死が待っている事実ほど確実なことはないのに、われわれはあたかもけっして死が訪れないかのような暮らし方をしている。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳前日のテーマが人生の目的でしたか... 2025.02.12 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月11日 この記事について人生は、それが人生の掟の、換言すれば、神の掟の遂行である度合いに応じて、善き人生というべきである。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳何のために生きているのかという疑問についての答えの一つを提示して... 2025.02.11 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月10日 この記事について誰よりもよく自分自身を知っている人は、誰よりも自分を尊敬することが少ない。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳謙虚になれよ、というお説教はよく出てきますね。ただ、キリスト教の(ざっくり外国の)謙虚っ... 2025.02.10 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-2月9日 この記事について子供と子供が出会うとき、彼らは喜びに満ちた笑顔をもって好意を示しあうが、変質堕落させられていない大人の場合も同じである。それなのに、ある国家の一員となると、まだ見たことさえない異国人を憎悪し、彼に苦しみと死を与えようと身構え... 2025.02.09 文学文読む月日