2025-07

文学

『文読む月日』-7月5日

この記事について 悪をなしうるのは当人自身だけである。人間の意思にかかわりなく生ずることは、すべて善である。 『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳 トルストイのオリジナルの思想に感じますが、ストア派の影響が大きいよ...
文学

『文読む月日』-7月4日

この記事について 刑罰を課することは、まるで火を暖めるようなものである。あらゆる犯罪は常に、それ自身のなかに、人々が課しうるいかなる刑罰よりもより厳しくて、より合理的で、より行なわれやすい刑罰を含んでいるものである。(訳註――これは『老子』...
文学

『文読む月日』-7月3日

この記事について 一人の、あるいは少数者の奴隷となってはいけない。もし万人の奴隷となれば君は万人の友となるであろう。(キケロによる) 『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳 一人あるいは少数者の奴隷というのは文字通り...
文学

『文読む月日』-7月2日

この記事について 競争心から何も美しいものは生まれず、高慢心から何も貴いものは生まれないことを忘れないがよい。(ジョン・ラスキン) 『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳 自然に従って高潔に生きた結果から生まれた物が...
文学

『文読む月日』-7月1日

この記事について あらゆる真理の源は神である。真理が人間の内に現われるとしても、それは真理が人間から生ずるわけではなくて、ただ人間には真理を映しだす鏡のような性質があるということなのである。(パスカル) 『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トル...