文学 『文読む月日』-4月20日 この記事についてわれわれは他人のために生きたとき、はじめて真に自分のために生きるのである。一見不思議に思われるけれど、実践してさえみれば、本当だということがわなるだろう。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳個人的に... 2025.04.20 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月19日 この記事について精神によって生きる人は、彼が味わうさまざま苦悩が、彼を自分の望む完成へのゴールへ近づけることをおのずと感じないではいられない。そのような人にとっては、苦悩もその苦味を失い、転じて幸福となるであろう。『文読む月日』ちくま文庫 ... 2025.04.19 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月18日 この記事について知らないということは、別に恥ずかしいことでも悪いことでもない。誰にしても何から何まで知るというわけにはゆかない。知らないことを知った振りすることこそ、恥ずべきこと、いけないことである。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルスト... 2025.04.19 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月17日 この記事について己れの生命の意義をはっきり理解するこもなしには、換言すれば、信仰というものを持つことなしには、われわれはいつなんどき従来の生活の基盤を放棄して、それまで呪っていたような生活の基盤に立ちはじめかねないのである。『文読む月日』ち... 2025.04.17 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月16日 この記事について人々は気が小さくて、しょっちゅう卑下してばかりいる。そして"われ在り、われ思う"と言う勇気さえ持とうとしない。(エスマン)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳自分を卑下する人間とデカルトの命題が引き... 2025.04.16 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月15日 この記事についてわれわれの行為そのものは、われわれに属するけれも、その行為の結果は早や天に属するのだ。(フランシスコ)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳このフランシスコは、イタリアのカトリック修道士、アッシジの聖... 2025.04.15 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月14日 この記事についてもしも君が働きもしないで収入を得るならば、それはきっと誰かほかに、働いたのに収入がない人がいるのである。(メムノニードイ)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳しばしば経済はゼロサムではなくプラスサム... 2025.04.15 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月13日 この記事について偉大な思想はハートから生まれる。(ヴォーヴナルグ)『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳リュック・ド・クラピエ・ド・ヴォーヴナルグという人らしいです。18世紀フランスのモラリストで、ロマン主義の先駆け... 2025.04.13 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月12日 この記事について神を求めない者にとってのみ、神は存在しない。神を探し求めはじめるや否や――神は君のなかにあり、君は神のなかにあるのだ。『文読む月日』ちくま文庫 レフ・トルストイ 作 北御門二郎 訳神を求めるというのは、自己反省してよき人間に... 2025.04.12 文学文読む月日
文学 『文読む月日』-4月11日 この記事について悪の芽生えを監視せよ。その芽生えを指摘する霊の声があって、それが芽生えるや、われわれはなんだかばつが悪く恥ずかしくなるはずである。その声を信ずるがよい。そのとき立ち止まって探したら、きっと芽生えつつある欺瞞を発見するであろう... 2025.04.11 文学文読む月日